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村松 治樹、むらまつはるき、haruki muramatsu

No.82 Vol.59. 2013年1月号 PDC World Championship 村松 治樹 Haruki Muramatsu

 今年のプレリミナリーラウンドは、私たち日本人のダーツファンやプレイヤーにとって特に目を引く内容となった。日本のPDJを代表して参加したハルキをはじめ、本誌でも以前から注目し、日本とも縁の深いプレイヤーであるイラガンと、ポール・リムが出場したのだ。
 我らがハルキと対戦したのは、ニュージーランドから参加の52歳、デイブ・ハリントン。結果から言うとハルキ4-0のストレート勝ちに終わった。この試合ハルキは最初こそ少し緊張しているように見えたが、徐々にアクセルをふかし調子を上げ、決め所をきっちりと決めて、ハリントンを寄せ付けなかった。
 最後の85を15Tの後20Tを2本使ってフィニッシュした以外は、ダブルを引きずることも無くすんなりフィニッシュ。その淡々とゲームを決めていく姿はかなりカッコ良かった!
 一方、このプレリミナリーで苦しんだのがイラガンだ。対戦相手はウェールズの若手プレイヤー、ジェイミー・ルイス。彼はユースからの代表として出場した強豪だ。この試合は見応えのある逆転ゲームとなった。
 ファーストレッグからイラガンがブレイクされ、続くレッグでは、今度はリードしていたルイスが逆転でブレイクされて、イラガンのブレイクバック。その後第3、第4レッグをルイスが連取すると、ここでスコアは3-1とルイスがリードし、イラガンには後がなくなった。しかし次のレッグからこれまで好調だったルイスのダーツが、入らなくなってくる。そこにすかさずイラガンが猛チャージをかけ、3レッグ連取し逆転勝利を納めた。イラガンの勝負強さが光った良い試合だった。
 リムもマレーシアのサパプを破って、1回戦へと駒を進めた。3人とも揃って1回戦進出とは、嬉しい限りだ。

村松 治樹 Haruki Muramatsu インタビュー

今回で3回目のイギリスですが、日程などの調整は上手くできましたか?
 直前にワールドのグランドファイナルがあってまず香港だったんで、余裕をもって入れなかったです。バタバタとロンドンに入って、二日後にはすぐ試合でした。

 

去年は大雪で大変でしたね。今年はいかがでした?
 今年はあんまり寒くなかったですね。雨は降ってましたけど、道が凍るような寒さもなくて助かりました。

 

3回目の舞台はいかがでしたか?
 雰囲気は相変わらずというか、例年通りめちゃめちゃ盛り上がってて、すごい熱気でしたね。

まず第一試合はニュージーランドの選手とでしたね。試合前に練習ルームで相手のプロフィールを見たら、初めてのPDCと書いてあったので、「これはオレよりも緊張してるかな」と思いました(笑)。試合自体は思った通りというか、少し緊張がみられましたね。

 

試合展開も村松選手ペースでわりと楽勝だったんじゃないですか。
 結果だけ見ればそうですけど、試合中は僕も過去2回と同じく緊張はしてました。ただ相手が打ってこないことで少しリラックスできたかもしれないですね。

 

実際見てた人によると、相手の選手はガチガチに硬くなってたということでしたけど。
 緊張もしてるようだったけど、どちらかというとへらへらしてるなというイメージでしたけどね。一緒に入場する女性のお尻触ってましたよ(笑)。

 

第二試合は昨年のフィル・テイラーに続いて今年も大物と激突されましたね。PDCトップ5のサイモン・ウィットロック選手でしたが、試合はいかがでしたか?
 相手も結構ミスがちょこちょこあったんで、チャンスはあったと思います。しっかり決めることができなかったのが悔しいですね。やっぱりダブルを一発で決めないと、次にチャンスは来ないんだということを痛感しました。

 

ウィットロック選手の出だしがいまひとつ良くなかったですね。惜しいことに村松選手も普段に比べると入ってなかったような印象でした。
 残念ながら相手を慌てさせることができなかったですね。

 

やはりあの舞台は特別でしょうか。
 今回は3回目なので、僕もちょっとはこの舞台に慣れただろうなんて思いながら行ったんです。でもいざステージに立ってみるとやっぱり全然違いますね。一回二回立ったくらいで慣れるようなステージではないんだということが分かりました。

 

3回目の村松選手の戦いぶりを見て、村松選手はああいう場所が向いてると思いましたね。どちらかというと大きい舞台の方が向いてるんじゃないですか。
 自分でもそうは思いますね(笑)。

 

日本人でも実際にイギリスに行ってPDCに挑戦しようというプレイヤーが出てきていますが、日本人はあの場所で通用すると思いますか?
 十分戦えると思ってます。ダーツのような繊細なスポーツは日本人に向いてるし、戦えない訳がないと思います。

 

日本とイギリスでは環境や文化が全く違うので、やはり数ヶ月滞在して毎日のように試合をこなさないと難しいのではないですか。
 僕は現地に滞在しなければ勝てないとは思ってないですね。日本でもイギリスに滞在してるのと同じくらい気を張って、ハードを投げて試合に出てというのをやってれば、同じことができると思います。だから必ずしも滞在しないとダメだとは思いません。

 

2月1日からドイツでのワールドカップですね。
 今年は勝見翔選手と参加するんですけど、彼とダブルスを組んだ記憶がないので、どういう試合になるか楽しみですね。イギリスとかドイツとかPDCの舞台を経験してるのが僕だけなので、僕が引っ張っていくことができるかどうかが不安です。

 

今日本で最強のお二人が行かれるわけですから、ぜひ頑張ってください。
 はい、頑張ります。でもドイツ語は手強いですね。勝見選手が英語を話せることを祈るばかりです(笑)。

大活躍の新鋭と帝王の激突

 オランダが誇る新鋭、ヴァン・ガーウィン対帝王テイラーの対戦となった決勝戦。この大会を通して両選手のプレイを見ていると、どちらが勝ってもおかしくない状態のように思える。だがどちらも譲れない試合だ。この試合に勝つことと負けることでは、天と地ほどの違いがあるからだ。
 この世紀の対決を、最初にリードしたのはヴァン・ガーウィンだった。彼は最初の2セットを取り、勢いに乗るように見えた。その後ヴァン・ガーウィンのリードは第6セットまで続き、スコアは4-2となったがまだ決定的な差とは言えない。そして、ここからテイラーが一気にチャージをかける。続く3セットを連取すると、この試合で初めて5-4と試合を引っ張る形になった。更に次のセットもテイラーが取り、優勝にリーチをかけた。
 続く運命の第11セット、ヴァン・ガーウィンにはもう後がない。このセットでもヴァン・ガーウィンが最初のレッグを取ったが、その後テイラーが3レッグ連取して、ヴァン・ガーウィンはここで力尽きた。
 テイラーはついに16回目の優勝をその手中に納めたのだ。

 

前人未到の道を行く帝王

 テイラーの16回目の優勝という、素晴らしい結果を残して2013年度ワールドチャンピオンシップが幕を閉じた。テイラーの偉業とその圧倒的なパフォーマンスに異論を唱えるものはいないだろう。しかし優勝したとは言え、いまや帝王は52歳。バーナベルドとの小競り合いなど、少しナーバスになっている印象も受ける。引退をほのめかす弱気な発言もあり、今後の動向が気になるところだ。
 今回の大会では妥当な選手が上位に多く残ったわけだが、それと同時にハルキやイラガンといった新鋭の選手たちが上に上がっていくことの難しさも垣間見えた。そんな中で光ったのがヴァン・ガーウィンの活躍だろう。弱冠23歳にしてここまでの結果を残していることに拍手を送りたい。ダーツの明日を担う若手のプレイヤー達が、現在のスター達をどんどん脅かすような、そんなダーツの未来はすぐそこまで来ているはずだ。

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