Interesting Story

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村松 治樹、むらまつはるき、haruki muramatsu

No.72 Vol.40. 2009年11月号 PDJ First Champion Haruki Muramatsu

この大会に挑戦しようと思った理由は何ですか?
 ずっとソフトを中心にやってましたが、もともとハードにも興味はあったんです。今年あたりからジャックポットなどソフトのプレイヤーもハードの大会に出られるような環境になり、情報も入ってくるようになったので、それがきっかけで挑戦してみようと思いました。

 

以前からスティールは投げてましたか?
 そうですね、遊び感覚で店に置いてあるのを投げる程度でした。リーグ戦やトーナメントに出たりはしていませんでした。

 

それはすごいですね。ハードは計算やアレンジなどソフトとは全然違うのに、あれだけスムーズに投げるのはさすがですね。
 そうでしょうか……。


この挑戦のために特別な練習や調整はしましたか?
 いつもより多くハードを投げたくらいで、あとは基本的にはずっと一生懸命という感じです。

 

予選は西日本大会で4位でしたが、全体的にいかがでしたか?
 何も分からず入っていっちゃったハードの世界なんですが、ベスト4が決まる試合が谷田さんという有名なプレイヤーだったんで、それはめちゃめちゃ緊張してました。

 

その試合はどうでしたか?
 上出来でしたね。出来すぎたくらいです。11ダーツなんて出したこともないようなものが出ちゃったりしました。

 

今日のファイナルに向かってどのような気持ちでしたか?
 恥ずかしくないように投げようと思ってました。


竹内選手との最初の試合はいかがでしたか?
 こういう会場でハードを投げるということ自体が初めてだったので、ちょっとフワフワした感じでした。内容とかはほとんど覚えてないです。ただただ必死で60投げてた記憶しかないです。

 

その中でも覚えてる勝負どころなどはありますか?
 う~ん……、僕はホントに試合内容とか終わっちゃうと忘れちゃって……。140が2連発で出たところくらいしか覚えてないですね。あの時は「よっしゃー!」って思いました。

 

セミファイナルの吉田選手との試合はいかがでしたか?
 4ー2までいったんでしたっけ?かなり追い上げられて、決勝より準決勝の方が緊張しちゃってたかなと思います。

リーチをかけられた状況から追いついて勝ったわけですが、勝負のポイントはなんだったと思いますか?
 さぁ~……、やっぱりこれもあんまり記憶にないんですけど、ひとつひとつを必死に投げてるだけで……。ただ最終レッグは……、あれ?吉田選手の先攻でしたっけ?それも忘れてるくらいなんで……、ごめんなさい。

 

それだけ試合にのめりこんでるってことですね。無心の状態でひたすら投げてるわけですね。
 そうですね……。ソフトもそうですが、全部忘れちゃいますね。

 

そしてアニー選手との決勝戦ですが。
 決勝ははっきり言って開き直ってました。アニーさんにはソフトでもハードでもシングルで勝ったことがないので、それで開き直れたんだと思います。
 逆に、もしアニーさんが負けたら悔しいだろうなという気持ちで投げられたのが、リラックスできた理由じゃないでしょうか。

 

勝敗のポイントはどこだと思いますか?
 ブレイク合戦でしたね。ブレイク、ブレイク、ブレイクでキープできたのが大きかったと思います。

 

今日の試合では結構180が出ましたね。
 4回くらいですか?

 

準決勝だけで3回じゃないですか?
 えっ!そんなに出ました?

 

打つな〜、と思って見てました。
 上がりがまだ下手なんで、削りでいかないとダメだと思ってたんで……。


さて、いよいよワイルドカードで日本代表としてPDCに挑戦されるわけですが、今どんなお気持ちですか?
 PDCは今まで味わったことのないような雰囲気だと思うので、今はまだ不安しかないです。

 

どんな戦いの舞台になると思いますか?
 たぶんダーツ以外のいろいろなものに飲まれそうになると思うので、そこだけ気をつけて、ひたすらダーツに集中できるように鍛えていこうと思います。

 

特別な秘策などはありますか?
 秘策は特にないんですけど、自分は運がいいんでなんかやらかしてくると思います。準備としてはただ練習するしかないですね。

今回の挑戦で何か変化したことはありますか?
 ダーツ自体は変わらないですが、今までソフトしか投げてなかったので、ソフトとハードの大会の雰囲気の違いはすごく感じました。


ダーツに対する夢や目標は?
 今回PDCに出させてもらうんですけど、間違って優勝なんかしちゃったりしたら、えらいことになるんだろうな~と……。でも夢は大きく持っていきたいですね。


何か特別におっしゃりたいことはありますか?
 予選で負けていった方もたくさんいらっしゃいますので、イギリスではその人たちに失礼のないダーツを打てるように頑張ります。

 

■ NEW DARTS LIFEより

 PDCのステージがまるで再現されたような大会だった。会場は格式あるホテル、運営スタッフを初め関係者のほとんどはスーツ姿、舞台周辺には最新鋭の撮影機器が並び、設置された大スクリーンには、プレイヤーが狙うであろうターゲットがクローズアップされていく。
 『THE VOICE』ことラス・ブレイのコールにより、それぞれの映像が流れる中、テーマ曲をBGMにプレイヤーが入場してくる様子は、まさにPDCのプロプレイヤーと同じだ。そして何よりも素晴らしいのは、どの選手もこの舞台にふさわしいプレイを繰り広げたこと。観客席のテーブルには『180』のプレートが置かれていたが、それが何回上がっただろうか。ラス氏のコメントにもあるように、本場でも十分通用する試合がいくつもあった。
 初めてPDCの大会を見たのは2003年のアイルランドだったが、ダーツというスポーツの人気度や選手たちの高い位置付けにただ驚くばかりだった。その時はソフトが主流だった日本のダーツシーンとはかなりの差があり、日本人プレイヤーが同等に並ぶことはとても難しいだろうという印象だった。しかし実際は、わずか数年でここまで追いついてしまった。これはプレイヤーのみならず、彼らを取り巻くダーツ環境が大きく変化した証ではないだろうか。
 PDCはダーツにおいての頂点である。今回決勝に残った8人が口を揃えて語っているが、他にも何百人ものプレイヤー達がこの頂点の舞台を目指している。その舞台に立つことが出来る唯一の切符『ワイルドカード』は、今までは誰もが挑戦できるものではなかった。様々な問題を克服し、そのチャンスを全てのプレイヤーに平等に与える道を作り、そしてここまでの舞台を作り上げたPDJ運営スタッフに改めて敬意を表したい。
 今回、見事ワイルドカードを手にした村松選手は、実にユニークなキャラクターである。何人もの強豪を倒したダーツも素晴らしいが、彼の強さはもっと内面にあるのではないだろうか。終わった試合はほとんど覚えていないというその集中力を生かして、本場の舞台に圧倒されることなく、ぜひとも勝利を重ねていってほしい。そして日本人プレイヤーが世界で通用することを、目指せば夢の舞台も夢ではなくなることを、全ての日本人プレイヤーに見せてくれることを願う。
 この大会によって、日本のダーツシーンが大きく前進したことは間違いないだろう。PDC社長のマシュー・ポーター氏が語るように、日本のダーツが世界のダーツの牽引力となることを信じて、プレイヤーも、業界もさらに努力を重ねよう。その先にはきっと明るい未来が待っている。

ダーツのことならダーツハイブ!!

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