Special Article

Special Article Indexへ戻る

浅田 斉吾、山田 勇樹、あさだせいご、やまだゆうき、seigo asada、yuki yamada

No.33 Vol.85. 2017年5月号 浅田 斉吾 山田 勇樹 ライバルの存在 

ずっとパーフェクトで戦っているお二人ですが、お互いがやはり一番のライバルと意識しているのではないでしょうか?
山田 去年と今年はちょっと僕が出遅れてる感じがしてますね。ライバル視はしてるんですけど、今は結果としてはライバルになれてないと思います。もう少し良い試合をしなくてはならないと気持ちを上げてくれるので、そういう意味でも助けられてます。
浅田 山田さんは僕よりも長くダーツをやっている先輩です。
 2015年と2016年は仮に僕が良い位置に立ってたとしても、もっと長いスパンで見ればやっぱりずっと先輩で、尊敬するプレイヤーです。10年20年と長く投げ続けていたいので、1〜2年の単発的な話じゃなくて、これから先も長くこういう関係でいられたらいいと思っています。

 

確かお二人ともラグビーをやってたということで、そこでも共通点がありますね。
山田 ラグビーをやってたというだけでも身体に関しては自信があったんですけど、今はちょっと自信がなくなってしまったんで……。ダーツだけでなく体力的にも追いつけ追い越せという感じですね。

 

今年は全37戦もあるので、体調管理なども大変ではないでしょうか?
浅田 もちろん試合のための体調管理や全戦出場する体力もしんどいんですけど、ダーツというのは喫煙率や飲酒量もすごいじゃないですか。
 最近そのことについて考えさせられることが多くて、こんなに自分の身体に向き合っていないスポーツというのはどうなんだろうというところに直面してしまったんです。
 勝てる勝てないは別にして長く投げ続けていきたいので、タバコも止めてお酒の量も減らしました。健康になりたいというのではないんですが、少しでも長く続けるために、できるだけ身体への負担を軽くするようにということを考えています。

今日もお二人で対戦されましたが、試合はいかがでしたか?
浅田 今日はストレート負けの完敗です。
 「浅田vs山田対決がすごい好きです」といろんな人から言われるんですけど、それは山田選手との対戦ではいつも以上のダーツができて、パフォーマンスがいいからだと思うんです。こうやって勝ったり負けたりしながらも良い試合を見せることができるので、山田選手とは本当に良いライバルだと思ってます。


確かに見応えのある試合をされますね。印象に残ってる試合も多いのではないでしょうか?
山田 僕が特に印象に残ってるのは仙台の予選です。もう10年くらい前なので覚えてないかなぁ……。クリケットですごい打ち合いになったんですよね。
浅田 あー!やった、やった!
山田 僕は19にめっちゃ入れたんだけど、負けたんですよね。僕が斉吾さんを意識したのはあの試合からなんです。
浅田 最後は山田さんがベット出したんだけど、3点差で僕が勝ったんでしたね。
山田 そうなんです。ベット出してももう負けだったんですけど、なんとかベット出したかった。予選なんで負けても終わりじゃなかったし二人とも抜けだったんですけど、あの時は頑張りたかったんですよね。
 あの試合で「ベット出しても勝てないプレイヤーがいるんだ」とつくづく思いましたね。しかも斉吾さんの態度が、「すみません、勝っちゃって……」みたいな(笑)。すごい低姿勢で挨拶されて、当時はまだ上位ランカーじゃなかったけど「このプレイヤーはこれから伸びてくるだろうな」と思いましたね。
 本当にめっちゃ打ったんです。ずっと前の試合でしたが19と20しか打たなかったような試合だったので、すごく印象に残ってます。

お互いの良いところはどんなところですか?
浅田 山田さんというのはいろんな意味でスターだなと思う部分がたくさんあります。まず勝っても負けても次につなげるのが上手いですね。負けても切り替えが早いし、勝てばそれを十二分に楽しんでますよね。僕なんかは負けると気持ちの切り替えが上手くいかないこともあるんですが、山田さんは違いますから。だからこうやって毎週続く大会も、テンポ良くこなしてるんだと思います。
山田 斉吾さんはダーツが上手ですね。そこがまずすごいと思います。ある一定のランクで勝てるとしても、そこで留まらずにさらにその上を目指せる才能がありますよね。僕だったらそこで戦っていくだけですけど、斉吾さんはもう一つ上に行っちゃう。その才能は羨ましいし、とても真似できないくらい特別なことだと思います。
 斉吾さんみたいなプレイヤーは、たぶん日本ではそういないでしょうね。その差で負けた試合も何回かありました。もう少しで勝てるぞという試合でも、ある瞬間から斉吾さんの技術が一ランク上がるというのか……そういうのはどうしても真似できないですね。

 

お二人とも日本のソフトを背負っているトッププレイヤーですが、同時にハードで海外にも挑戦されてますね。それについてはいかがでしょうか?
浅田 僕がハードを始めた理由は単純なんです。BDOの予選で優勝して初めて海外に行ったんですが、外国選手のダーツの技術も日本にはない雰囲気もすごく楽しくて、自分も海外に出たいという気持ちが強くなったんです。今は目標としているものも明確にあるので、これからも頑張って挑戦していこうと思っています。まずは毎年3〜4大会BDOの試合には出場して、とにかく経験を積んでいくつもりです。
山田 僕の場合は海外に出ようと思った時に、代表にならなくても行ける方法を探しちゃったんです。お金を払えば出られるものは何なのかと、Qスクールというのを知って一年やって、さらにオープンの大会を探して出場したんです。タイミングが合えばもしかしたらBDOという選択肢もあったと思うんですけど、斉吾さんもいたことだし、誰もいないQスクールという違う道を行きたかったというのも正直あるかもしれないですね。
 斉吾さんの選んだ道は、勝ってまずは日本の代表になる必要がありますよね。チャレンジはしたいんですけど、勝てないかもしれない。そういう気持ちと時期的なものもあって行き着いたのがQスクールという道でした。
 もしも斉吾さんが別の道に進んでいたら、僕がBDOに挑戦してたかもしれないです。それで代表になれなかったら、そこで海外への挑戦はあきらめていたかもしれない。
 そうならなかったのはラッキーだったと思っています。だからあえてこの道にこだわりたいと思っています。

 

トリニダードプレイヤーのお二人ですが、新作が出るとどちらが売れてるとか気にしてますか?
山田 気にしてますよ、もちろん気にします(笑)。これは斉吾さんだって気にしてるでしょ。
浅田 僕は気にしてないですよ!どうしてかというと、僕がトリニダードに入ったきっかけは山田さんが誘ってくれたからです。ランキングとか年数などは別にして、トリニダードでは山田さんが一番なんです。いろんなプレイヤーが辞めていったり新しく入ったりしていますが、そんな中で山田さんが一番で僕が二番でというように、二人で肩を並べていられるのが嬉しいです。
山田 僕は気にしてます!売上を競うとしたら斉吾さんしかいないでしょ(笑)。少しなら負けてもいいけど、圧倒的に負けるのは嫌です(笑)。
 僕はバレルメーカー自体はそんなに気にしてないんです。ちょっと前ならのぶさんもいましたが、今は斉吾さんしか気にしてないです。強いて言えばてっぺいくんがちょっと下にいるくらいで、あまりメーカーは気にしてないんです(笑)。

メーカーじゃなくて斉吾バレルということですね。
山田 そうです。斉吾さんのグッズです(笑)。
浅田 そういうこと言うと好感度下がるよ(笑)。
山田 いいんです、いいんです(笑)!そういうので決まると思ってますから。

ところで、浅田選手は先日テレビ出演されましたが反響はいかがでしたか?
浅田 おかげさまで反響はすごくありました。司会が嵐のメンバーだったこともあって、全然ダーツを知らなかった人も見てくれたようです。特にSNSでの反響が大きくて「動画を見てダーツに興味を持ちました」というコメントをたくさんもらったので、少しはダーツ業界に貢献できたかなと思いました。


山田選手も以前テレビ出演されましたよね。
山田 ありましたけど、もうちょっと面白おかしく取り上げられた感じだったんで、あんないい番組じゃなかったです。この前のあれはちょっと良すぎでしょー(笑)。良い番組すぎるんじゃないですか!
浅田 山田さん今日勝ってるんで、持ち上げてくれますよね(笑)。
山田 もう優勝してますからどんどん言いますよ(笑)。あの番組は僕には無理ですね(笑)。あれは斉吾さんか真澄くんか恵太くんじゃないとダメでしょ。あんなラブラブなファミリーの雰囲気は古株には無理です(笑)。

 

では、若いプレイヤーに伝えたいことはありますか?
山田 若いプレイヤーの皆さんは、ソフトやるならソフト!ハードやるなら海外!というように分けてチャレンジしてもらいたいです。パーフェクトやジャパンのプロツアーに出るならソフトで頑張る、ハード投げたいならイギリスに行くとはっきりさせた方がいいです。
 特に海外に行く場合は誰とも戦わずに行った方がいいと思います。日本の大会に出ると、どうしてもその結果が自分の中に残って変な意識が付いちゃうんです。例えばパーフェクトで誰それに勝った負けたというような意識を持たない方が、海外で思い切り出来ると思います。

海外に挑戦するプレイヤーも増えたりしてどんどん変化しているダーツ界ですが、10年前と比べて今の環境についてどう思われますか?
浅田 10年前のダーツ界と比べてみると僕の場合はある意味同じです。当時はDクラウンがありましたけど、それがジャパンに変わっただけで、以前から2つの団体が存在していたことに変わりはないですよね。ワールドやスーパーダーツにはそれぞれの選手が挑戦してて、2つの団体があることでお互い切磋琢磨してるのではないでしょうか。
 僕の希望としては、2つの団体同士のお祭りみたいな戦いが年に一回くらい開催されるといいと思いますね。マシンも交互に使って選手も観客も無条件に楽しめる様な、野球の日本シリーズのような大会をやってほしいです。
山田 僕も同感です。やるならそういうしっかりした舞台を作ってほしいですね。資金のあるどこかが気まぐれにやるのじゃなくて、きちんと決めごとをした交流戦の舞台を作ってほしいです。そうじゃなければ僕は出たくないですね。

 

では最後に、お二人のこれからの目標をお願いします。
山田 年間ランキング一位です。それはもう永遠の目標です。それから世界で活躍する日本人プレイヤーに早く出てきてもらいたいですね。それは残念ながら僕じゃないなとちょっと感じてます。もうしょうがない、そこは(笑)。
 僕だとするとまだ数年時間がかかりそうなので、もっと早く活躍できる選手がいると思うんです。その選手の活躍に便乗できればなと思ってます(笑)。世界に行くプレイヤーから「あの人のおかげ」と言われるようになりたいです。
浅田 今年一年の目標と聞かれたら、年間一位を獲りたいのはもちろんです。でもダーツ人生の目標と聞かれたら、長い目で見てダーツをやっていくことです。10年後も20年後も順位争いできるように、ちゃんと自分の身体と向き合っていきたいです。

ダーツのことならダーツハイブ!!

ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ ダーツハイブ
ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ ダーツ屋どっとこむ
dartshive target fareast hard dartshive dartshive dartshive dartshive dartshive dartshive dartshive MONSTER BARRELS DESIGN
▲PAGETOP