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No.27 2015年9月 「ダーツは脳でする」

 最近はプロトーナメントの会場に行く事がめっきり減ったんですが、動画を見たり試合後の選手と話をしたり、その情報を元に色々と考えたり勉強したりしています。
 自分の事だったら「俺弱いなあ」「下手くそ」で済んでしまうんですが、相手はプロですからそれで済ませるわけにいきません。
 その選手が勝てるように、また一般のお客様にそれをフィードバックできるように、説明を出来るようにならなくてはと暇を見つけては勉強風な事をしてはいます。
 最近はダーツって「脳」なんだなと思っているんですよ。
 昔から「ダーツは技術2割メンタル8割」と言いますが、メンタルという分かり難い物にするから難しい。
 その「メンタル」を「脳」に変えてみると、意外にも突破口がひらけるんじゃないかと最近は思っています。
 その辺を書きたいと思いますので、少々目と頭だけでいいのでお付き合い下さい。

 そもそも脳と思うきっかけとなったのは竹山大輔のダーツ講習会。
 その中でも特に考え方が変わったのは「筋肉には記憶力がないですよ」って話。
 ああ、確かに。
 「マッスルメモリー」って言葉もありますが、これは「一度付いた筋肉は直ぐに取り戻す事が出来る」って事なので、筋肉自体が動きを記憶するって事とは違います。
 でも「ダーツを練習してフォームを身体に覚えさせる」と言いますし自分も使いますが、正しくは「ダーツを練習して身体の動きを脳に覚えさせる」ですし、もっと細かく言うと「ターゲットにダーツを入れる時の神経細胞に伝わる電気信号のルートを脳に覚えさせる」になります。
 あ、こう書くともっと難しいか。
 ともかくダーツは、いやダーツだけでなく人間の全ての行動は脳がしています。
 当たり前の事ですが、脳からの電気信号により筋肉が作動し身体を動かしています。
 これはダーツを投げる時も一緒。
 では常にダーツを狙った所に入れる為にはどうしたら良いのか?
 1本毎にきちんと脳に司令を与えれば良いわけです。
 「あの交差点まで歩こう」と思えば足の動かし方は意識しなくても交差点まで歩けますし、「本棚のあの本を取ろう」と思えば本棚までの移動の足も本を取る腕の動きも意識せず自然とできます。
 ダーツも実は一緒。
 「このダーツをあそこに入れよう」と思えば、今手にしているダーツがあそこに入ると思えるような電気信号のルートを使って身体に指示を出してくれます。この時の精度を高める為に練習があるわけです。
 しかし身体(筋肉)が覚えていると思ってしまうと、脳に目的を司令をしないまま投げてしまう。
 脳には「ダーツを投げる」くらいしか司令がないわけですから、脳は狙った所に入れる為の電気信号を筋肉には与えませんし、手に持った物をダーツボード付近に届かせる動作しか出来ません。
 これを毎日何度やっても脳が覚えるのは「ダーツを投げる」だけでしかなく、「このダーツをあそこに入れる」為の動作を覚えてはくれません。
 これをちゃんとしなかった場合、選手やお客さんには「狙っていない」「雑すぎる」と言っていますが、脳に目的を司令をしないまま投げているんです。
 上達しない人はほとんどがここです。
 昔は「上手くなりたければ気を抜かずに1本1本狙って投げるように」と教えていましたが、今は「1本1本きちんと脳に司令を出して」と言いたいくらいです。
 突然これを言っても伝わらないんですが。
 話を少し変えましょう。
 誰でもダーツの調子が良い日と悪い日ってありますよね。
 経験があると思いますが、調子が良い日って戦略とかアレンジなんかは考えますが、それ以外の事はあまり気にならずターゲットに集中していますよね。
 逆にダーツが思ったように入らない日って、指先の感覚とか、テイクバックの事とか、腕の動きとか、投げ方が凄く気になりますよね。
 もちろん人間の指や腕の感覚は毎日違いますから、その日その日でアジャストさせる事は大事です。
 「あそこに入れる」と脳に指示を出し、脳が最適な神経ルートを選んで電気を流しますが指先や腕の感覚が違ったりすると若干のずれは出るでしょう。
 感覚を上手くアジャストできたり補正が出来ればいいんですが、それが出来ないと腕の動きが気になってしまいます。
 プロの試合を見ていても対戦相手が投げている後ろで素振りをしている選手が映ると、多くの場合は素振りをしている選手が負けますよね。
 常に素振りをするのがルーティーンなら関係ありませんが、入らないのを腕の動きに求め始めると頭の中が腕の動きで一杯って事が分かります。
 この場合脳には「このダーツをあそこに入れよう」って司令ではなく、「腕をこの様に動かして」という目的ではない司令を出しているんですから、入らないのに拍車がかかります。
 たとえ入ったとしても狙って入れたわけでないのですから、気持ち良い感覚にはならないわけです。

 投げる前のダーツを構えた時に「あ、これ入る」と思った経験誰にでもあると思いますが、これは脳に対しきちんと司令を出した事により、脳からの電気信号が最適な神経ルートを選んだ事と、目や腕や指の感覚のフィードバックから「これ前にも経験した」と脳が感じる事から起こる事ではないかと思います。
 筋肉に記憶力はありませんから、全て脳内で起こっている事です。

 一番メンタルっぽい部分の話を。
 残り1本でブルに入れれば勝ちって場面。
 「この1本をブルに入れる」と思えば多くの場合良い結果が出ます。
 それが「この1本外せない」と思えば逆に悪い結果になる事が多いでしょう。
 これを指してメンタルと言うんでしょう。
 また、20を狙っていて「20に入れる1でもOK」と思えば20か1に入る事が多いのですが、「5に入れては駄目」と思うと困った事に5に入る事が多いんですよね。
 このどちらのケースも脳に対しどんな司令を出したかです。
 また、重要な場面で1本目ミスをしたとして2本目3本目で挽回できた時は、しっかり2本目3本目で「入れる」って事を脳に指示を出せた時です。
 逆にそのまま入らない時は1本目のミスを気にしたり、そのままの流れで投げてしまい「入れる」って事を脳に指示出せなかった時なんですよね。
 それを外から見ていると「流れ」や「雰囲気」そして「メンタルやられた」って言葉で済ませてしまいますが、実はきちんと脳に指示を出していないだけなんですよね。

 「ダーツは脳でする」って考えると、強い選手っていうのは「1本1本常に脳に対し最適な指示を出せる選手」って事になります。
 メンタルが強いとか弱いと言ってしまうとどうしようもなく感じますが、1本毎に「このダーツをあそこに入れる」って思う事だったら出来そうじゃないですか?
 まあそれが常に出来ないからメンタルって言うんでしょうが、少しずつ意識づけをしていくだけで後に大きく変わると思いますよ。

ダーツ屋どっとこむ よろしくお願いいたします

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