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No.8 Vol.82. 2017年11月号 競技としてダーツが広がる方法を考える

先日、ショップでお客さんとの何気ない会話の中で気になったワードがありました。それは「ダーツの競技人口はいったいどのくらいいるの?」でした。 競技人口が増えれば色々な事柄に可能性が出てくると思い、深く考えてみました。


 国内の様々なスポーツの競技人口について調べてみました。

 あるスポーツ財団の調査結果によると、最も競技人口の多いスポーツがウォーキング・ジョギングで2千万人以上。人気スポーツであろうサッカーが750万人、野球は730万人だが、ランキングとしてはさほど上位ではありません。競技人口でカウントすれば、ボウリングやゴルフの方が多いようです。

 また、このような体を動かすフィジカルスポーツ以外にも、頭脳を使うマインドスポーツと呼ばれるチェスやオセロなど、日本では将棋や囲碁なども広い括りでスポーツとされています。
 大学時代、スポーツ(sports)の語源について聞いたことがあったのですが、うろ覚えでしたので調べ直してみました。ラテン語のデポルターレ(deportare)が語源といわれ、「気晴らし・休養・遊び」などの意味を指すのだそうです。チェスや将棋などがスポーツにあたるものというのも納得できますね。ちなみに国内の競技人口を調べると、チェスが2万人、将棋が670万人だそうです。

 スポーツの競技人口を、何を基準に計算するかで変わってくるのですが、競技年齢の幅の広いゴルフやボウリングが競技人口が多いスポーツというのはなんとなくわかります。
 また、ウォーキング・ジョギングは人気のスポーツなのに、マラソンや競歩が国内でもっとも人気のあるスポーツとは言いがたいところをみると、必ずしも競技人口の多いスポーツ=人気のスポーツというわけでもなさそうです。

 僕が思うには、人気というのは、その時々によって変化していくものであるような気がします。ラグビーが昨年人気に火がついたといえばピンと来る人もいるのでは。そこには、火付け役となった五郎丸選手の存在であったり、ラグビ
ーワールドカップで日本が南アフリカを撃破するなど、世間が注目する結果があってのこと。結果や時代背景・運もあったりと変動的な要素も多いのではと思います。

 では、ダーツはどうでしょうか。世間からダーツに求められるものがあるとすれば何があるでしょう。ウォーキングのように毎日続けることで健康増進に役立つなど、何か有益と思える根拠があればいいかもしれません。
 例えば、「カウントアップ1回で何㌔カロリー消費するから、ダイエットには何回やれば効果がある!」、「グリップについていろいろ試行錯誤することで、考えながら指を動かすと脳の活性化につながり認知症予防に役立つ!」などなど。
 ダーツは老若男女問わず、幅広い年齢層が分け隔てなくプレーできる競技として知られています。知られているといっても、実際にどのくらいの人が競技し、ダーツについて興味があるのだろうか。読者の皆さんの中にもこのような疑問を持ったことのある方がいるのではないでしょうか。ダーツの競技人口は、実際のところ増えているのか減っているのか。「そんな具体的は数字はわからない」というのが答えでしょうか。
 そこで、先日、ダーツライブの月間利用人数を計測してみました。やり方は、「カウントアップで1点をとってそれが全国で何位になるか」。

 おそらくカウントアップはダーツをやっている人ならば1回はやるであろうゲーム。ここから想像して日本全国でダーツ人口がどれくらいかを割り出すという、かなりざっくりな手段。

 この方法で計測した結果、10月末の時点で約10万人。フェニックスマシンしか投げないという人もいるので、オンラインダーツを投げる人がその倍いると仮定します。さらに、カードを入れない人やオフラインプレイヤーがその倍いると仮定して、ここまでで約40万人。さらにスチールダーツ愛好者の人口も倍いると仮定して、合わせて約80万人。
 実際、これはかなり多く見積もっていると思います。1人で複数枚のカードを使用している人数などを差し引くともっと少ない人数になりそうなのは想像できます。その中でエントリーフィーを払って競技会に参加している競技人口はどれくらいいるのだろう。他のスポーツと比較するとかなり少なく感じます。

 僕がダーツの仕事に就いて10年以上過ぎました。「ダーツを広め、もっとたくさんの人にダーツを知ってもらい、プレーしてもらいたい」。毎日そう思ってダーツショップの仕事に携わっています。
 10年前と比べて確かにダーツを目にする機会も増えたように思います。プロ化も進み、メディアに取り上げられる機会も増えました。ダーツショップのスタッフという立場で見てきたこの期間で、ダーツ界は大きく変貌しました。しかし、その変貌も100万人に満たない人口の中での話。10数年でダーツ界がここまで成長したと捉えるのか、まだまだこれからと捉えるのか…明確な答えはありません。

 以前、僕のコラムでも紹介させていただいた、徒歩で日本縦断しながらダーツを広める旅を続けている「リアルダーツの旅」の阿部洋佑さん。北海道から出発し、各地でダーツ教室を開催しながら各都道府県を回っています。ダーツショップやダーツバーだけでなく、まだダーツが普及していないところへ、飛び込みの営業マンのようにダーツとボードを持って飛び込んでいく。彼のように過酷で直接的な手段でダーツを広めていくのはなかなか真似できませんが、ダーツに対する熱い思いやダーツを広めたいと活動される姿勢は、同じ志を持つものとして尊敬すべき同志だと思っています。
 そもそも、競技人口が増えることでプレイヤーにとってどんなメリットがあるのか。僕が、ダーツを広める(競技人口を増やす)ことに注力するいちばんの理由は、プレイヤーの環境が整えられることです。

 僕の勤めるダーツショップには、オープン当初ダーツを投げるスペースはありませんでした。近隣でダーツを投げられる場所も数件のダーツバーのみ。「野球の道具を販売し、上手くなる手伝いをしようにも、グラウンドがなければ練習のしようがない。ダーツも同じだ。練習できる場所を増やさないと…」。当社社長が口癖のように言っていました。当時は「そんな当たり前のこと…」と思いましたが、競技人口の少ないスポーツに充分な環境が整わないのはどのスポーツにも言えることで、当時と比べればずいぶんプレイヤーが増え、ダーツを投げられる場所も格段に増えたように思います。

 競技人口が増えれば、そこに商機を見込んで様々な企業が参加してきます。

 ウォーキングやジョギングの競技人口の多さは、手軽にどこでもできることも要因の一つだと思います。

 同じように、どこに行ってもダーツを投げられる環境が整っているくらいになれば、さらにダーツを始めようと思う人も増えるのでしょうか。

 毎日の生活の中に、当たり前にダーツがあるくらいにまでなれば、「ダーツ?それ何?」と聞かれることもなくなるかもしれません(笑)。 

 

 まだまだダーツを広めるためにできることや、手をつけていない分野にダーツのニーズがあるのではないか。秋の夜長、いろいろ考えを巡らす日々です。

DX3 よろしくお願いいたします

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