Vol.9 ダーツの虜になったのは…リーグ戦に参加して。
私がダーツと出会ってから、すでに17年がたとうとしています。アルバイト先のプールバーにあったダーツコーナー、ここで生まれて初めてダーツを投げた時は「ふ〜ん」ぐらいの感覚しかありませんでした。だから仕事中の暇な時間に遊びで投げる程度で、「練習して上手くなりたい!」なんて気持ちは正直ありませんでした。その「遊び」がダーツおたくになるほどの「真剣な趣味」に変わるきっかけとなったのがリーグ戦です。バイト仲間から「女の子だけのチームを作るから入らない?」って誘われて、リーグ戦がどういうものかもよくわからないまま参加してしまいました。
最近はソフトチップでもリーグ戦が開催されているそうですが、私が参加しているハードのリーグ戦は1チーム4人以上で構成され、4人対4人のガロン(1001)、ダブルスが2試合(501)、シングルスが4試合(501)の計7試合を行い、4ポイント以上取ったチームが勝ち、というルールになっています。
アレンジもわからないまま参加したリーグ戦でしたが、その時初めてダーツでの緊張感を味わいました。それまでも遊びで人とゲー
ムをする事はありましたが、負けても「あ〜あ」で終わっちゃうから別に緊張感はありませんでした。でもリーグ戦は違います。自分の1投1投がチームの勝敗にかかわってくるんです。自分が投げている時はチームメイトが応援してくれ、チームメイトが投げている時は自分も自然と応援していました。チームとして勝ちたいから・・・。負けた時は今までにはない悔しさを感じましたね。そこからです。チームが勝つためには自分ももっと上手くならなきゃ!って無我夢中で練習し始めたのは。負けず嫌いに火が付いたんです。
それから17年間、ず〜っとリーグ戦は投げてます。1度だけチームは変わりましたが、今のチームはもう15年ぐらいになります。はじめは弱かったけど、上を目指す同じ気持ちを持った仲間と1つ1つ目標をクリアしてきました。そして何年か前にやっと東京のチームのトップになる事ができ、今は全国のチームのトップになる事を目標にチーム全員で頑張っています。
チームに迷惑をかけたくない、チームメイトに負けたくない、そんな気持ちが自分を奮い立たせ、今までの17年間を支えてくれた
ような気がします。それにダーツを長くやっているとスランプに陥ることもしばしばです。そんな自暴自棄になりそうな時にも励ましてくれたり、無言で自分をカバーしてくれようとするチームメイトは何度も私を救ってくれました。宝物だと思っています。
もちろんトーナメントで勝つために頑張る、っていうのも大切だし私もその部分は大きいです。でも私は正直言って今でもトーナメントよりリーグ戦の時のほうが緊張します。特にチームの勝敗が自分のシングルスで決まる時なんかは。そういうプレッシャーの積み重ねが少しずつ自分を強くしてくれたんじゃないかと思っています。もちろん「リーグ戦は楽しくなきゃ!」という考え方の人もいると思います。でも楽しみながらも真剣になるところはなって、みんなの力でチームが勝つ事ができれば更に楽しくなるんじゃないでしょうか。単なる個人競技ではないダーツの楽しみ方を教えてくれたリーグ戦を私はこれからも大事にしていきたいと思っています。












